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「子ども・子育て行政」に関する要望や、必要だと思うことアンケート分析結果!

更新日:2022年1月6日




3月16日、私たちが事務局を務める第8回目の「Children Firstの子ども行政のあり方勉強会〜こども庁創設に向けて〜」を開催しました。今回の勉強会では、皆様から頂いたアンケートのまとめと、その分析結果について参加議員に報告をし、勉強会としての緊急提言をとりまとめました。そして勉強会や今回のアンケートについても、様々なメディアで取り上げて頂き、世間からの関心の高さが伺えました。 ネット上で2週間実施したアンケートでは、なんと1万7,458名の方から、合計4万8,052件ものご意見を賜りました。事務局ではすべてのご意見一つひとつに目を通し、報告書にまとめました。大変貴重なご意見を寄せて頂き、改めて心より御礼申し上げます。 アンケートで得た内容はどれも示唆に富んだ意見で、私たち政治家も大変勉強になりました。緊急提言にはアンケートの結果をしっかりと反映しています。皆さんからの声を真摯に受け止め、今後の政策立案に生かしてまいります。また、多くの皆様からご意見とともに応援メッセージをいただき、呼びかけ人一同大変励みになりました。本当にありがとうございました。




写真)アンケートの報告をする山田太郎参議院議員


アンケートはネット上のグーグルフォームを用いて回答して頂きました。設問内容は7つです。1つは、「現在あなたが感じる子ども・子育て行政への要望や必要だと思うこと」について、医療・保育・教育・障がい児支援・児童虐待など24つのテーマから最大3つを選択してもらい、自由記述の回答形式でした。2つ目以降の設問では、「子ども・子育て行政への具体的な提案」について(任意)、「年代」、「性別」、「子どもの人数(任意)」、「メールアドレス(任意)」、「ハンドルネーム(任意)」をそれぞれ回答して頂きました。









次に、回答者の属性分析から見る本アンケートの特徴について共有させて頂きます。本アンケートは女性の子どもを持つ人々の声を強く反映している、と言えます。なぜならば、回答者の性別構成割合は、 男性13.6%、女性81.8%と女性が非常に多いからです。 また、「子どもがいない層」は36.2%、 「子どもがいる層」は63.8%と、子どもを持つ層の回答が上回り、子育て世帯の声を強く反映しています。そして、性別別にみる子どもの有無に関する調査では、女性の子どもを持つ人からの回答が多かったです。 したがって、子育て世帯の中でも、子どもを持つ女性の声が大きいことが本アンケートの特徴と言えます。自民党がこれまで実施したアンケートの中でも、女性からの回答が多いものは非常に珍しいため、多くの声を寄せて頂き事務局一同大変嬉しく思っております。






続いて、回答内容の分析について共有します。4万8,052件の要望が多かった順に並べたものが以下の表です。教育、保育、少子化、児童虐待・社会養護、貧困、母親ケア、ひとり親、いじめ、不妊不育治療、障がい者支援の順に要望が多かったです。






そして、すべてのご意見に目を通し、具体的な提案や要望についてもまとめました。まず、1番要望が多く集まったテーマは、教育費負担の軽減、公教育の質の改善についてでした。約5100件ものご意見を頂きました。具体的には「大学の学費の負担軽減」「中間所得層への支援」「義務教育での制服・鞄代の補助等を検討してほしい」といった意見がありました。公教育の質の改善に関しては、「塾などの学校外の教育がないと大学進学が困難なため、親の収入で子供に教育格差が生じている」ことや、不登校の支援では「画一的な教育から個を伸ばす指導に切り替えることで、公教育の質を向上してほしい」などのご指摘や要望がありました。 また、特筆すべき要望として、性教育の徹底と親になる教育の充実がありました。「義務教育で性教育を徹底し、望まない妊娠を一人でも減らしてほしい。」「不妊治療をさせないための妊娠適齢期の周知徹底」「親になったあとの生活や、育児かかる費用・税金のこと等を全然知らなかったので、親になる教育を充実させるべき」との要望がありました。 次に多かった要望は、子どもの命を最優先に守る体制の強化についてでした。4,800件と多くのご意見・要望を頂きました。具体的には「児童虐待、貧困、自殺は個人の力では解決できない。すべての子どもが幸せになるよう最優先で政治に取り組んでほしい。」「子どもの意見を積極的に聞く仕組みを作ってほしい。」「施設でも学校でも、子でものSOSを見逃さないことが必要ではないか。」「育児が苦しく、子どもを虐待しそう。“今、この瞬間、誰か助けて”と思うことが何度もある。電話口で適切に対応してくれたり、頼りになるような仕組みがほしい。」との意見を頂きました。



以下14つのカテゴリーに分類したものが以下です。













他にもブログには書ききれない程の、様々な要望を頂きました。各分類の典型的なご意見の紹介等、詳しいアンケート結果と分析が以下から見ることが出来ますので、是非ご覧ください。改めて、今回ご協力いただいた1万7,458名の皆様、本当にありがとうございました。




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